富裕層所有の「スーパーヨット」大型クルーズ船級の経済効果

大型クルーズ船と同等の経済効果が見込めるという「スーパーヨット」の存在が今話題だ。

「スーパーヨット」の定義は法的あるいは国際的に定められてはいないが、超富裕層向けの概ね全長30メートルを超えるプライベートクルーザーを指し、全世界で6000~1万隻あるといわれている。世界的な超富裕層の個人所有の船で、旅客は10数名だという。クルーズ中の食材としてブランド食材を数百キロ単位で買い付けたり、甲板のヘリポートから自家用ジェットで都心部や空港に直行することも珍しくなく、超富裕層ならでは消費行動が大型クルーズ船に匹敵する経済効果を生み出しているというのだ。

2018年5月に大阪港に現れ話題となった謎の豪華船「A」。マーシャル諸島船籍で、全長118メートル、全幅18メートル、総トン数5959トンと、堂々たる威容を誇る。この船のオーナーは世界をクルーズしながらビジネスを展開し、「ヨットに住んでいる」とも言われるロシアの大富豪アレクサンドル・メリニチェンコ氏だ。初来日を果たして以降、鳥羽や横浜をはじめ瀬戸内海など日本の各地を周遊している。

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